中部の電気代平均はいくら?料金体系と電気の選び方
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家計調査の東海地方の平均は月11,183円と、全国の中位水準です。中部の電気代の平均と季節別の実測データ、アンペア制という料金体系の特徴、電気の選び方・見直し方を、公的統計と出典つきで整理しました。
平均は電力エリアそのものの統計ではなく、家計調査の「東海」地方区分の参考値です。
中部の電気代 まとめ
- 東海地方の平均は月11,183円(総世帯)・13,154円(二人以上世帯)。出典は家計調査 2025年平均
- 10地方のうち高い順に5位(最高: 北陸 13,951円 / 最低: 九州 10,047円)
- 季節の実測: 1〜3月が月15,530円でピーク、4〜6月が11,926円で最低(二人以上世帯)
- 料金体系はアンペア制。大手は中部電力ミライズ
- 主な供給エリア: 愛知・長野・岐阜(一部を除く)・三重(一部を除く)・静岡県の富士川以西
中部の電気代平均
総務省「家計調査」(令和7年・2025年平均)によると、東海地方の電気代の平均は月11,183円です。 10地方のうち高い順に5番目で、最も高い北陸(13,951円)と最も低い九州(10,047円)の差は月約3,904円あります。
| 項目 | 中部 |
|---|---|
| 電気代の平均(月・総世帯) | 11,183円 |
| 10地方中の順位(高い順) | 5位 |
| 料金体系 | アンペア制 |
| エリアの大手電力 | 中部電力ミライズ |
| 主な供給エリア | 愛知・長野・岐阜(一部を除く)・三重(一部を除く)・静岡県の富士川以西 |
出典: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)(2026-06-08 取得・e-Stat)。 平均は総世帯(単身を含む全世帯)の値です。家計調査の地方区分は電力会社の供給区域別の集計ではなく、都道府県単位で電力エリアとずれる場合があります。表示値は最も近い「東海」地方区分の参考値とお考えください。 世帯人数別の平均は電気代の平均、自分の電気代との比較はかんたん診断で確認できます。
世帯タイプ別・季節別の実測データ(東海地方)
家計調査の実測値で、東海地方の世帯タイプ別の平均と二人以上世帯の四半期推移を整理しました(季節の請求の振れが「地域として普通の範囲か」の判断材料になります)。
| 世帯タイプ(東海地方) | 電気代の平均(月) |
|---|---|
| 総世帯(単身を含む全世帯) | 11,183円 |
| 二人以上世帯 | 13,154円 |
| 四半期(二人以上世帯) | 電気代の平均(月) | 年平均との比 |
|---|---|---|
| 1〜3月(ピーク) | 15,530円 | 約1.18倍 |
| 4〜6月(最低) | 11,926円 | 約0.91倍 |
| 7〜9月 | 12,872円 | 約0.98倍 |
| 10〜12月 | 12,287円 | 約0.93倍 |
出典: 総務省 家計調査 二人以上の世帯・地方別(年平均: e-Stat 統計表0002070003、四半期: 0002070001の2025年1〜12月の月次値を当サイトで四半期平均に集計。いずれも2026-06-11 取得)。
料金体系(アンペア制)と大手電力
中部の従量電灯は、基本料金が契約アンペア(10〜60Aなど)で決まる「アンペア制」です。 アンペアが大きいほど基本料金が高くなるため、世帯人数や同時に使う家電に対して契約が大きすぎる場合は、見直しで固定費を下げられる余地があります。 下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなる点には注意してください。詳しくは契約アンペアの選び方で解説しています。
エリアの大手(みなし小売電気事業者)は中部電力ミライズです。主な供給エリアは愛知・長野・岐阜(一部を除く)・三重(一部を除く)・静岡県の富士川以西です。
中部電力ミライズ「従量電灯B」の料金単価(規制料金)
| 区分 | 単価(税込) |
|---|---|
| 基本料金(30Aの場合) | 963円42銭/月 |
| 電力量料金 〜120kWh | 21円20銭/kWh |
| 電力量料金 120kWh超〜300kWh | 25円67銭/kWh |
| 電力量料金 300kWh超 | 28円62銭/kWh |
出典: 中部電力ミライズ 従量電灯B 料金表(公式)(2026-06-11 取得)。本体単価のみ(燃料費調整額・再エネ賦課金は別途)。最新単価は公式でご確認ください。計算手順は電気代の計算方法へ。
中部の電気切り替えの状況
中部電力パワーグリッド管内のスイッチング開始申請は、2016年3月の制度開始から2026年5月末までの累計で約384万件。 全国合計約3,784万件の約10.2%で、10エリア中3番目の件数です(件数はエリアの世帯数にも左右されます)。 関東・関西に次ぐ3番目の件数で、切替は着実に積み上がっています。
出典: 電力広域的運営推進機関(OCCTO)「スイッチング支援システムの利用状況」(2026年5月31日時点)(2026-06-12 取得)。申請ベースの累計で、切替完了件数ではありません(タイムラグ・キャンセル等の注記は出典参照)。
中部の電気代の特徴
家計調査の東海地方の平均は月11,183円と、全国の中位水準です。
静岡県は富士川を境に東側が東京電力エリアになるなど、県内でエリアが分かれる地域があります。
持ち家率が比較的高く、世帯人数の多い家庭では使用量が全国平均を上回ることもあります。
中部の季節変動の傾向
二人以上世帯の実測では1〜3月が月15,530円(年平均の約1.18倍)。4〜6月にいったん下がり、夏に再び上がる二山型です。全国の四半期別の平均(冬は年平均の約1.21倍など)は電気代の平均で確認できます。
中部での電気の選び方・見直し方
大手・新電力ともプランの選択肢は多めです。エリア境界の地域は、検針票で契約先を確認してから比較してください。プラン比較の前提条件(燃料費調整の上限・市場連動型かどうか)の見方は新電力はやめとけ?で解説しています。
- かんたん診断で、世帯人数の全国平均と比べた目安を確認する
- 契約アンペアが世帯に対して大きすぎないか、目安表で確認する
- 迷ったら、検針票(使用量kWh・契約内容が分かるもの)を手元に取次窓口へ電話で相談する(新規開通・乗り換えのみ。料金が下がることを保証するものではありません)
よくある質問
Q: 中部の電気代平均はいくらですか?
A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)の東海地方の平均は、総世帯(単身を含む全世帯)で月11,183円、二人以上世帯で月13,154円です。10地方のうち高い順に5番目(総世帯)。電力エリアそのものの統計ではなく、最も近い地方区分の参考値です。最も高いのは北陸(13,951円)、最も低いのは九州(10,047円)です。
Q: 静岡県はどちらのエリアになりますか?
A: おおむね富士川を境に、東側が東京電力エリア(50Hz)、西側が中部電力エリア(60Hz)に分かれます。同じ県内でも契約先が異なるため、検針票やWeb明細の契約先表示で確認するのが確実です。
Q: 中部では電力会社を自由に選べますか?
A: 2016年の小売全面自由化により、制度上は家庭でも電力会社や料金メニューを選べます。ただし、実際に選べる事業者・プランは地域や離島によって異なります。大手・新電力ともプランの選択肢は多めです。エリア境界の地域は、検針票で契約先を確認してから比較してください。
Q: 中部で契約アンペアの見直しはできますか?
A: できます。中部は基本料金が契約アンペアで決まる「アンペア制」のエリアです。世帯人数や同時に使う家電に対してアンペアが大きすぎる場合、下げると基本料金を抑えられます。ただし下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるため、目安は契約アンペアの選び方のページで確認してください。