電力会社を調べる
主な電力会社について、料金プランの特徴・評判で見るべき論点・即日開通の可否・問い合わせ電話番号・解約方法をまとめています。特定の会社を順位づけして推すことはせず、自分の使用量や地域に合わせて選ぶための材料を整理しました。解約や契約内容の変更は各社の公式窓口へ、新規開通・乗り換えの相談は当サイトの取次窓口でも承ります。
会社を選ぶ前に確認したいこと
電力会社は単価の安さだけで決めると、あとから想定と違う請求になることがあります。申し込む前に、次の4点を各社の公式サイトでご確認ください。
- 請求は単価だけでは決まりません 毎月の請求には、料金表の単価に加えて燃料費調整額(毎月変動し、マイナスのこともあります)と再生可能エネルギー発電促進賦課金が乗ります。基本料金が0円のプランでも、使用量帯によっては総額の大小が入れ替わることがあります。自分の使用量での計算手順は電気代の計算方法で解説しています。
- 燃料費調整に上限があるか 上限の有無によって、燃料価格が高騰した時期の請求の伸び方が変わります。扱いは会社・プランごとに異なります。
- 市場価格に連動するプランか 市場連動型は、市場価格が上がった時期に請求が大きく動くことがあります。「連動」が何を指すかも会社ごとに違うため、変動する項目を公式でご確認ください。論点は新電力はやめとけと言われる理由で整理しています。
- 解約金・最低利用期間があるか 契約種別やキャンペーンによって条件が変わります。申込前に重要事項説明でご確認ください。契約条件の落とし穴は契約条件のチェックポイントにまとめています。
大手電力(旧一般電気事業者)(10社)
エリアの供給区域を持つ会社です。規制料金(従量電灯)はお住まいの住所で決まるため、エリアをまたいで選ぶことはできません。
東京電力エナジーパートナー 関東エリアの大手電力です。世帯数が多く、このエリアで使える新電力の選択肢も多くなっています。規制料金(従量電灯B)が比較の基準になります。 関西電力 関西エリアの大手電力です。規制料金が最低料金制で、電力量料金の単価は低めの水準です。総額の有利不利は使用量・燃調・割引条件で変わります。 中部電力ミライズ 中部エリアの大手電力です。電力量料金の単価が低めの水準です。製造業が多い地域で、規制料金が新電力との比較の基準になります。 東北電力 東北6県と新潟をカバーする大手電力です。冬の暖房による使用量が大きいエリアのため、冬の電気代対策が要点になります。規制料金が比較の基準です。 九州電力 九州エリアの大手電力です。電力量料金の単価が低めの水準で、温暖な気候のため冷暖房の負担も比較的軽めです。規制料金が比較の基準になります。 北海道電力 北海道エリアの大手電力です。寒冷で暖房の比重が大きく、使用量が多くなりやすいエリアです。電力量料金の単価も高めの水準です。 北陸電力 北陸エリアの大手電力です。水力発電が電源構成に多く含まれます。雪国で冬の使用量はやや多めです。規制料金が比較の基準になります。 中国電力 中国地方の大手電力です。規制料金が最低料金制で、最初の15kWhまでを定額でまかなう仕組みです。規制料金が新電力との比較の基準になります。 四国電力 四国エリアの大手電力です。規制料金が最低料金制で、最低料金の対象が11kWhと他社より独特です。少量使用の世帯で計算が変わります。 沖縄電力 沖縄エリアの大手電力です。沖縄県内(本島・離島を含む)が供給エリアです。電力量料金の単価は高めの水準で、地域により対応する小売事業者が限られる場合があります。
都市ガス系(4社)
都市ガス会社が提供する電気です。ガスとのセット契約を用意している会社があります。
新電力(25社)
電力自由化以降に参入した会社です。料金体系は会社ごとに大きく異なり、単価のほかに前提条件の確認が欠かせません。
Japan電力 基本料金0円のJFプランなどを提供する新電力。基本料金がない分の損得は使い方で変わるため、自分の使用量での試算が大切です。 Looopでんき 基本料金0円・使った分だけ支払う料金体系の新電力。再生可能エネルギーの活用にも力を入れています。 ENEOSでんき ENEOS(エネオス)が手がける電気。標準的なVプランに、2年継続で割り引く長期割引などを備えた新電力です。 auでんき KDDIが提供する電気。使った電気料金に応じてPontaポイントがたまる、通信キャリア系の新電力です。 idemitsuでんき 出光興産(apollostation)の電気。ガソリン・軽油の割引と組み合わせられる、石油元売り系の新電力です。 楽天でんき 楽天エナジーの電気。楽天ポイントがたまる・使える、基本料金0円・一律単価の新電力です。 CDエナジーダイレクト 中部電力ミライズと大阪ガスの共同出資による新電力。東京電力エリア向けに、使用量帯で選ぶプラン設計が特徴です。 シン・エナジー 旧・洸陽電機の新電力。大手の従量電灯に近い段階制の「きほんプラン」と、時間帯別の「生活フィットプラン」が特徴です。 ソフトバンクでんき ソフトバンクが提供する電気。スマホとのセット割「おうちでんき」や、基本料金0円の「自然でんき」がある通信キャリア系の新電力です。 エバーグリーン 伊藤忠エネクスグループの新電力。標準的な基本プランのほか、基本料金0円のプランやギフト付きプランなど選択肢が複数あります。 東急でんき 東急グループの「東急でんき&ガス」。首都圏と北海道が対象で、TOKYU POINTがたまる地域系の新電力です。 リミックスでんき 電力量料金が市場価格に連動する「Styleプラス」が中心の新電力。基本料金0円・解約金0円ですが、市場連動型のため夏・冬の高騰時は割高になることがあります。沖縄・島しょ部を除く全国で、契約容量30A以上が対象です。 オクトパスエナジー 英国発のオクトパスエナジーと東京ガスの合弁による新電力。再生可能エネルギーを主軸にしたシンプルな料金プランが特徴です。 ヱビス電力 光回線とのセット割がある新電力。契約期間が2年で、期間内の解約に解約金がかかる点に注意が必要です。 楽々でんき 「楽々サービス」が手がける電気。エリアによって基本料金0円のプランがある一方、2年自動更新で期間内の解約に解約金がかかる点に注意が必要です。 U-POWER U-NEXT HOLDINGS系の新電力。非化石証書を活用した複数のプランがあり、市場連動型と固定料金型を選べるのが特徴です。 Q.ENESTでんき Genie Energy系の新電力。一般家庭向けで一律単価の「Qベーシック」と、夜間が割安なオール電化向け「よるトク」を提供しています。 アース電力 アースインフィニティが手がける新電力。プラン名や料金体系、市場連動の有無は改定されることがあり、公式での確認が必要です。 新日本エネルギー 段階制の「スタンダードプラン」を提供する新電力。3年契約の自動更新で、更新月以外の解約に解約金がかかる点に注意が必要です。 HTBエナジー HISグループの新電力。一律単価のベーシックプランや、2時間無料の時間帯が選べる「ママトクプラン」などが特徴です。 TOKAIでんき TOKAIグループの新電力(T&Tエナジー)。中部電力エリア向けで、ガスとのセット割や段階制プランが特徴です。 ストエネ 「地球の電気」を取り次ぐサービス(小売はHTBエナジー)。基本料金ありのPプランと基本料金0円のFプランを使い分けられます。 ミツウロコでんき ガスや石油などを扱うエネルギー商社ミツウロコグループの新電力。料金はエリアごとに単価が設定され、公式の料金シミュレーションで自分の住所の電気代を試算できます。 PinTでんき 電力量料金の単価を使用量によらず一律にしている新電力。基本料金があり、PinTポイントが貯まります。 しろくま電力 再生可能エネルギー・脱炭素を訴求する新電力。プランや料金の詳細、対応エリアは公式での確認が必要です。
掲載しているのは主な電力会社39社で、国内のすべての小売電気事業者を網羅したものではありません。 区分は「大手電力(旧一般電気事業者)/都市ガス系/新電力」という事実上の分類で、会社の優劣やおすすめ度を示すものではありません。区分内の並び順も当サイトの掲載順であり、有利・不利を表すものではありません。 料金・プラン・契約条件は改定されることがあります。申し込みの前に、必ず各社の公式サイトと重要事項説明でご確認ください。