沖縄の電気代平均はいくら?料金体系と電気の選び方
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暖房需要が小さく、2025年の二人以上世帯の実測では7〜9月がピークになる夏型のエリアです。沖縄の電気代の平均と季節別の実測データ、最低料金制という料金体系の特徴、電気の選び方・見直し方を、公的統計と出典つきで整理しました。
平均は電力エリアそのものの統計ではなく、家計調査の「沖縄」地方区分の参考値です。
沖縄の電気代 まとめ
- 沖縄地方の平均は月10,435円(総世帯)・12,534円(二人以上世帯)。出典は家計調査 2025年平均
- 10地方のうち高い順に8位(最高: 北陸 13,951円 / 最低: 九州 10,047円)
- 季節の実測: 7〜9月が月15,360円でピーク、4〜6月が10,251円で最低(二人以上世帯)
- 料金体系は最低料金制。大手は沖縄電力
- 主な供給エリア: 沖縄県(本島および離島)
沖縄の電気代平均
総務省「家計調査」(令和7年・2025年平均)によると、沖縄地方の電気代の平均は月10,435円です。 10地方のうち高い順に8番目で、最も高い北陸(13,951円)と最も低い九州(10,047円)の差は月約3,904円あります。
| 項目 | 沖縄 |
|---|---|
| 電気代の平均(月・総世帯) | 10,435円 |
| 10地方中の順位(高い順) | 8位 |
| 料金体系 | 最低料金制 |
| エリアの大手電力 | 沖縄電力 |
| 主な供給エリア | 沖縄県(本島および離島) |
出典: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)(2026-06-08 取得・e-Stat)。 平均は総世帯(単身を含む全世帯)の値です。家計調査の地方区分は電力会社の供給区域別の集計ではなく、都道府県単位で電力エリアとずれる場合があります。表示値は最も近い「沖縄」地方区分の参考値とお考えください。 世帯人数別の平均は電気代の平均、自分の電気代との比較はかんたん診断で確認できます。
世帯タイプ別・季節別の実測データ(沖縄地方)
家計調査の実測値で、沖縄地方の世帯タイプ別の平均と二人以上世帯の四半期推移を整理しました(季節の請求の振れが「地域として普通の範囲か」の判断材料になります)。
| 世帯タイプ(沖縄地方) | 電気代の平均(月) |
|---|---|
| 総世帯(単身を含む全世帯) | 10,435円 |
| 二人以上世帯 | 12,534円 |
| 四半期(二人以上世帯) | 電気代の平均(月) | 年平均との比 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | 11,518円 | 約0.92倍 |
| 4〜6月(最低) | 10,251円 | 約0.82倍 |
| 7〜9月(ピーク) | 15,360円 | 約1.23倍 |
| 10〜12月 | 13,005円 | 約1.04倍 |
出典: 総務省 家計調査 二人以上の世帯・地方別(年平均: e-Stat 統計表0002070003、四半期: 0002070001の2025年1〜12月の月次値を当サイトで四半期平均に集計。いずれも2026-06-11 取得)。
料金体系(最低料金制)と大手電力
沖縄の従量電灯は、契約アンペアを選ばない「最低料金制」が中心です。 最初の一定量(10〜15kWh程度)までは最低料金でまかない、それを超えた分に段階別の電力量料金が加わる仕組みで、契約アンペアという考え方がないため、アンペアダウンによる節約はできません。 見直しは、使用量に対するプラン単価の比較が中心になります。アンペア制との違いは契約アンペアの選び方もあわせてご覧ください。
エリアの大手(みなし小売電気事業者)は沖縄電力です。主な供給エリアは沖縄県(本島および離島)です。
沖縄電力「従量電灯」の料金単価(規制料金)
| 区分 | 単価(税込) |
|---|---|
| 最低料金 | 最初の10kWhまで 643円05銭 |
| 電力量料金 10kWh超〜120kWh | 40円20銭/kWh |
| 電力量料金 120kWh超〜300kWh | 45円74銭/kWh |
| 電力量料金 300kWh超 | 47円72銭/kWh |
出典: 沖縄電力 従量電灯 料金表(公式)(2026-06-11 取得)。本体単価のみ(燃料費調整額・再エネ賦課金は別途)。最新単価は公式でご確認ください。計算手順は電気代の計算方法へ。
沖縄の電気切り替えの状況
沖縄電力管内のスイッチング開始申請は、2016年3月の制度開始から2026年5月末までの累計で約28万件。 全国合計約3,784万件の約0.7%で、10エリア中10番目の件数です(件数はエリアの世帯数にも左右されます)。 件数は全国で最も少ない部類です。選べる事業者が限られることも背景にあります。
出典: 電力広域的運営推進機関(OCCTO)「スイッチング支援システムの利用状況」(2026年5月31日時点)(2026-06-12 取得)。申請ベースの累計で、切替完了件数ではありません(タイムラグ・キャンセル等の注記は出典参照)。
沖縄の電気代の特徴
暖房需要が小さく、2025年の二人以上世帯の実測では7〜9月がピークになる夏型のエリアです。
従量電灯にアンペア契約がない最低料金制で、本土と比べると新電力の選択肢は限られます。
冷房を使う期間が4月から11月ごろまでと長く、年間の電気代に占める冷房の割合が大きいエリアです。
沖縄の季節変動の傾向
実測では10地方で唯一、夏の7〜9月(月15,360円)がピークで、1〜3月(11,518円)を上回ります。夏型の季節変動が強いエリアです。全国の四半期別の平均(冬は年平均の約1.21倍など)は電気代の平均で確認できます。
沖縄での電気の選び方・見直し方
選択肢が少ないぶん、使い方の見直し(冷房・除湿の効率化)の比重が他エリアより大きくなります。プラン比較の前提条件(燃料費調整の上限・市場連動型かどうか)の見方は新電力はやめとけ?で解説しています。
- かんたん診断で、世帯人数の全国平均と比べた目安を確認する
- 迷ったら、検針票(使用量kWh・契約内容が分かるもの)を手元に取次窓口へ電話で相談する(新規開通・乗り換えのみ。料金が下がることを保証するものではありません)
よくある質問
Q: 沖縄の電気代平均はいくらですか?
A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)の沖縄地方の平均は、総世帯(単身を含む全世帯)で月10,435円、二人以上世帯で月12,534円です。10地方のうち高い順に8番目(総世帯)。電力エリアそのものの統計ではなく、最も近い地方区分の参考値です。最も高いのは北陸(13,951円)、最も低いのは九州(10,047円)です。
Q: 沖縄で電力会社の選択肢はありますか?
A: 本土と比べると新電力の数は限られますが、選択肢はあります。離島では実質的に沖縄電力のみとなる場合もあります。選択肢が少ないぶん、冷房・除湿の効率化など使い方の見直しの比重が他エリアより大きくなります。
Q: 沖縄では電力会社を自由に選べますか?
A: 2016年の小売全面自由化により、制度上は家庭でも電力会社や料金メニューを選べます。ただし、実際に選べる事業者・プランは地域や離島によって異なります。選択肢が少ないぶん、使い方の見直し(冷房・除湿の効率化)の比重が他エリアより大きくなります。
Q: 沖縄で契約アンペアの見直しはできますか?
A: 沖縄は「最低料金制」のエリアで、契約時にアンペアを選ばない方式が中心です。そのためアンペアダウンによる基本料金の節約という考え方がなく、見直しは使用量に対するプラン単価の比較が中心になります。正確な扱いはご契約中の料金表でご確認ください。