四国の電気代平均はいくら?料金体系と電気の選び方
更新日:
家計調査の四国地方の平均は月12,397円と、中国地方とほぼ同水準のやや高めです。四国の電気代の平均と季節別の実測データ、最低料金制という料金体系の特徴、電気の選び方・見直し方を、公的統計と出典つきで整理しました。
平均は電力エリアそのものの統計ではなく、家計調査の「四国」地方区分の参考値です。
四国の電気代 まとめ
- 四国地方の平均は月12,397円(総世帯)・14,192円(二人以上世帯)。出典は家計調査 2025年平均
- 10地方のうち高い順に3位(最高: 北陸 13,951円 / 最低: 九州 10,047円)
- 季節の実測: 1〜3月が月17,828円でピーク、10〜12月が12,294円で最低(二人以上世帯)
- 料金体系は最低料金制。大手は四国電力
- 主な供給エリア: 徳島・高知・香川(一部を除く)・愛媛(一部を除く)
四国の電気代平均
総務省「家計調査」(令和7年・2025年平均)によると、四国地方の電気代の平均は月12,397円です。 10地方のうち高い順に3番目で、最も高い北陸(13,951円)と最も低い九州(10,047円)の差は月約3,904円あります。
| 項目 | 四国 |
|---|---|
| 電気代の平均(月・総世帯) | 12,397円 |
| 10地方中の順位(高い順) | 3位 |
| 料金体系 | 最低料金制 |
| エリアの大手電力 | 四国電力 |
| 主な供給エリア | 徳島・高知・香川(一部を除く)・愛媛(一部を除く) |
出典: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)(2026-06-08 取得・e-Stat)。 平均は総世帯(単身を含む全世帯)の値です。家計調査の地方区分は電力会社の供給区域別の集計ではなく、都道府県単位で電力エリアとずれる場合があります。表示値は最も近い「四国」地方区分の参考値とお考えください。 世帯人数別の平均は電気代の平均、自分の電気代との比較はかんたん診断で確認できます。
世帯タイプ別・季節別の実測データ(四国地方)
家計調査の実測値で、四国地方の世帯タイプ別の平均と二人以上世帯の四半期推移を整理しました(季節の請求の振れが「地域として普通の範囲か」の判断材料になります)。
| 世帯タイプ(四国地方) | 電気代の平均(月) |
|---|---|
| 総世帯(単身を含む全世帯) | 12,397円 |
| 二人以上世帯 | 14,192円 |
| 四半期(二人以上世帯) | 電気代の平均(月) | 年平均との比 |
|---|---|---|
| 1〜3月(ピーク) | 17,828円 | 約1.26倍 |
| 4〜6月 | 13,396円 | 約0.94倍 |
| 7〜9月 | 13,250円 | 約0.93倍 |
| 10〜12月(最低) | 12,294円 | 約0.87倍 |
出典: 総務省 家計調査 二人以上の世帯・地方別(年平均: e-Stat 統計表0002070003、四半期: 0002070001の2025年1〜12月の月次値を当サイトで四半期平均に集計。いずれも2026-06-11 取得)。
料金体系(最低料金制)と大手電力
四国の従量電灯は、契約アンペアを選ばない「最低料金制」が中心です。 最初の一定量(10〜15kWh程度)までは最低料金でまかない、それを超えた分に段階別の電力量料金が加わる仕組みで、契約アンペアという考え方がないため、アンペアダウンによる節約はできません。 見直しは、使用量に対するプラン単価の比較が中心になります。アンペア制との違いは契約アンペアの選び方もあわせてご覧ください。
エリアの大手(みなし小売電気事業者)は四国電力です。主な供給エリアは徳島・高知・香川(一部を除く)・愛媛(一部を除く)です。
四国電力「従量電灯A」の料金単価(規制料金)
| 区分 | 単価(税込) |
|---|---|
| 最低料金 | 最初の11kWhまで 666円89銭 |
| 電力量料金 11kWh超〜120kWh | 30円65銭/kWh |
| 電力量料金 120kWh超〜300kWh | 37円27銭/kWh |
| 電力量料金 300kWh超 | 40円78銭/kWh |
出典: 四国電力 従量電灯A 料金表(公式)(2026-06-11 取得)。本体単価のみ(燃料費調整額・再エネ賦課金は別途)。最新単価は公式でご確認ください。計算手順は電気代の計算方法へ。
四国の電気切り替えの状況
四国電力送配電管内のスイッチング開始申請は、2016年3月の制度開始から2026年5月末までの累計で約88万件。 全国合計約3,784万件の約2.3%で、10エリア中8番目の件数です(件数はエリアの世帯数にも左右されます)。
出典: 電力広域的運営推進機関(OCCTO)「スイッチング支援システムの利用状況」(2026年5月31日時点)(2026-06-12 取得)。申請ベースの累計で、切替完了件数ではありません(タイムラグ・キャンセル等の注記は出典参照)。
四国の電気代の特徴
家計調査の四国地方の平均は月12,397円と、中国地方とほぼ同水準のやや高めです。
4県とも四国電力の最低料金制エリアで、見直しはプラン単価の比較が中心になります。
太平洋側は夏の冷房、山間部は冬の暖房と、県によって電気代の山が異なります。
四国の季節変動の傾向
二人以上世帯の実測では1〜3月が月17,828円(年平均の約1.26倍)。瀬戸内側と太平洋側で気候差があり、世帯による振れ方の差も出やすいエリアです。全国の四半期別の平均(冬は年平均の約1.21倍など)は電気代の平均で確認できます。
四国での電気の選び方・見直し方
本州と比べると新電力の選択肢はやや少なめですが、大手以外のプランも選べます。プラン比較の前提条件(燃料費調整の上限・市場連動型かどうか)の見方は新電力はやめとけ?で解説しています。
- かんたん診断で、世帯人数の全国平均と比べた目安を確認する
- 迷ったら、検針票(使用量kWh・契約内容が分かるもの)を手元に取次窓口へ電話で相談する(新規開通・乗り換えのみ。料金が下がることを保証するものではありません)
よくある質問
Q: 四国の電気代平均はいくらですか?
A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)の四国地方の平均は、総世帯(単身を含む全世帯)で月12,397円、二人以上世帯で月14,192円です。10地方のうち高い順に3番目(総世帯)。電力エリアそのものの統計ではなく、最も近い地方区分の参考値です。最も高いのは北陸(13,951円)、最も低いのは九州(10,047円)です。
Q: 四国で選べる電力会社は少ないですか?
A: 本州の大都市圏と比べると選択肢は少なめですが、全国展開の新電力を含めて複数から選べます。どこに切り替えても送配電は同じ網を使うため、電気の品質や復旧の早さは変わりません。
Q: 四国では電力会社を自由に選べますか?
A: 2016年の小売全面自由化により、制度上は家庭でも電力会社や料金メニューを選べます。ただし、実際に選べる事業者・プランは地域や離島によって異なります。本州と比べると新電力の選択肢はやや少なめですが、大手以外のプランも選べます。
Q: 四国で契約アンペアの見直しはできますか?
A: 四国は「最低料金制」のエリアで、契約時にアンペアを選ばない方式が中心です。そのためアンペアダウンによる基本料金の節約という考え方がなく、見直しは使用量に対するプラン単価の比較が中心になります。正確な扱いはご契約中の料金表でご確認ください。