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オール電化向けの電気プランの選び方|比較ポイントと注意点

オール電化の家庭がプランを選ぶときは、一般的な家庭とは見るところが少し変わります。鍵になるのは、夜間が割安な時間帯別プランと、自分が電気を使う時間帯の相性でしょう。ここでは、プランのしくみ・比較ポイント・注意点に絞って整理します。オール電化の電気代が高いのか安いのかという基本は、オール電化の電気代で解説しています。

この記事のまとめ

  • オール電化向けは、夜間が割安な時間帯別プランが基本
  • エコキュート・IH・蓄熱暖房を使う時間帯と、プランの割安時間が合うかが鍵
  • 昼間の単価は割高なことが多く、日中の使い方で向き不向きが分かれる
  • 自由料金で燃料費調整に上限のないプランが多い点に注意
  • 引越し・新規では、選べる範囲が住まいや地域で変わる
オール電化の電気代の基本を確認する 平均の考え方・高くなる理由・節約のしくみ

選ぶ前提|時間帯別プランのしくみ

プランを選び分けるには、まず時間帯別料金の前提を押さえておきましょう。オール電化向けのプランは、夜間の電気代が昼間より割安に設定された「時間帯別料金」が基本です。一般的な従量電灯プランが「時間帯にかかわらず、使用量の段階などで単価が決まる」(多くは3段階で、使うほど単価が上がる)のに対し、時間帯別プランは「いつ使ったか」で単価が変わります。これは、夜間にためる・沸かすといった使い方が多いオール電化と相性がよいからでしょう。

同じ使用量でも、安い夜間の時間帯に多く使うほど電気代を抑えやすく、割高な昼間に使うほど高くなります。プランによって、夜間と呼ぶ時間の区切りや、昼間・夜間の単価差は異なるものです。この「時間帯ごとに単価が違う」という前提を押さえておけば、後に出てくる比較ポイントも理解しやすいでしょう。なお、オール電化の電気代がそもそも高いのか・平均はどうか・節約のしくみといった基本はオール電化の電気代にまとめているため、ここではプランの選び方に絞ります。

機器を使う時間帯との相性

オール電化向けプランを活かせるかは、家にある機器をいつ動かすかで決まります。代表的な機器と、相性の考え方を整理します。

機器時間帯別プランとの相性
エコキュート(給湯)夜間にお湯を沸かしてためるため、夜間割安の恩恵を受けやすい
蓄熱暖房機夜間に熱をため日中に放熱するため、夜間の単価が効いてくる
IHクッキングヒーター調理の時間帯しだい。夜の調理が多いほど割安時間に当てやすい
食洗機・洗濯機夜間や予約運転で割安時間に寄せると、料金を抑えやすい

エコキュートや蓄熱暖房機のように、もともと夜間にためて使う機器が多い家庭は、夜間割安のプランと噛み合いやすくなります。逆に、日中に在宅して昼間に多くの電気を使う家庭では、割高な昼間の時間に当たりやすいでしょう。まずは自分の機器がどの時間帯に電気を多く使うかを把握することが、プラン選びの出発点になります。

比較するときの4つのポイント

オール電化向けプランを見比べるときは、次の4点を軸にすると違いがつかみやすくなります。

夜間の時間帯の区切り、夜間と昼間の単価差、燃料費調整の上限の有無、解約の条件。この4つを並べて比べると、見かけの安さだけでなく、自分の使い方やリスクに合うかまで見極めやすくなります。

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契約前に確認したいこと

比較ポイントを見たうえで、申し込む前に最終チェックしておきたい項目を整理します。下のリストをひと通り確認しておくと、後から「想定と違った」となりにくくなります。

確認したいこと見るポイント
昼間の単価夜間が割安な代わりに昼間が割高なことが多い。日中に在宅して使う家庭では割高な時間に当たりやすい
燃料費調整の上限の有無オール電化向けは自由料金で上限のないプランが多い。高騰時にどこまで上がりうるかを確認
夜間時間帯の区切り何時から何時までが割安か。自分の生活リズムで夜間に寄せられるか
契約期間・解約条件合わなかったときに見直せるか。縛りや違約金の有無
自宅・地域での対応建物がオール電化対応か、その地域に対応プランを扱う会社があるか

このうち昼間の割高料金や燃料費調整の上限は、なぜそうなるのか、どんなときに効いてくるのかをオール電化の電気代の「やばいと言われる理由」で詳しく解説しています。仕組みの背景まで押さえておくと、上限のないプランを選ぶかどうかを落ち着いて判断できます。

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引越し・新規で選べる範囲

引越しや新規契約のタイミングでも、オール電化向けプランは選べます。ただし、選べる範囲は住まいや地域によって変わる点に注意しましょう。電力小売は全面自由化されていますが、すべての会社がオール電化向けの時間帯別プランを用意しているわけではないためです。

引越し先の建物がオール電化に対応しているか、その地域でオール電化向けプランを扱う会社があるかによって、選択肢が決まってきます。検討するときは、対応するプランがあるか、夜間の時間帯と単価が自分の生活に合うかを確認してください。乗り換え全体の手順は電力会社の乗り換え方法にまとめています。

合うかどうかは試算で確かめる

オール電化向けプランが自分に合うかは、生活時間帯と使用量をもとに試算するのが確実です。夜間に使う割合が高いほど、夜間割安のメリットが出やすく、昼間の使用が多いほど割高になりがちです。まずは昼夜どちらに電気が偏っているかを把握してみましょう。

自分の使用量での電気代の概算は、料金比較のシミュレーターに条件を入れて試算できます。ただし、時間帯別プランは単価が時間で変わるため、シミュレーターが時間帯別の料金に対応している場合の概算に限られます。より正確に見積もるには、昼間・夜間それぞれにどれだけ使っているかが分かる時間帯別の使用量明細が必要でしょう。手元の明細だけで判断しきれないときは、契約先や取次窓口に確認すると確実です。電気代の水準そのものや節約のしくみはオール電化の電気代で解説しています。特定の会社をランキングで推すことはしません。

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よくある質問

Q: オール電化向けのプランは何が違うのですか?

A: 多くは、夜間の電気代が昼間より割安に設定された「時間帯別料金」になっている点が特徴です。オール電化はエコキュートのように夜間にお湯を沸かしてためる機器を使うことが多く、夜のうちに給湯や家事を済ませると料金を抑えやすい設計になっています。一般的な従量電灯プラン(時間帯ではなく、使用量の段階などで単価が決まるプラン。多くは3段階)とは料金の決まり方が異なり、いつ電気を使うかで電気代が変わるのが大きな違いです。

Q: オール電化のプランはどう選べばよいですか?

A: まず、自分の生活時間帯と機器の使い方を整理しましょう。夜間に給湯や家事を寄せられる家庭ほど、夜間が割安な時間帯別プランの恩恵を受けやすくなります。そのうえで、プランの夜間時間帯の区切り・夜間と昼間の単価差・自分の使用量を照らし合わせ、時間帯別プランが合うかを試算してみてください。日中の在宅が多く昼間に電気を使う家庭では、昼間の割高な単価が増えやすいので、慎重に見比べてみましょう。

Q: オール電化のプランで注意すべき点は何ですか?

A: 注意したいのは主に3つです。昼間の時間帯の単価が割高に設定されていることが多いこと、オール電化向けプランの多くが自由料金で燃料費調整に上限のないものが多いこと、そして引越しや新規契約では選べる範囲が住まいや地域で変わることです。昼間に電気を多く使うと割高な時間に当たりやすく、上限のないプランでは燃料価格の高騰が料金に反映されやすくなります。契約前に時間帯の区切りと単価、上限の有無を確認しておくと安心でしょう。

Q: 引越しや新規でもオール電化のプランは選べますか?

A: 選べますが、選べる範囲は住まいや地域によって変わります。電力小売は全面自由化されているものの、すべての会社がオール電化向けの時間帯別プランを用意しているわけではありません。引越し先の建物がオール電化に対応しているか、その地域でオール電化向けプランを扱う会社があるかによって、選択肢が決まります。検討するときは、対応プランの有無と、夜間の時間帯・単価が自分の生活に合うかを確認してください。

Q: 自分にオール電化のプランが合うかは、どう確かめますか?

A: 生活時間帯と使用量をもとに、時間帯別プランで電気代がどうなるかを試算するのが確実です。夜間に使う割合が高いほど、夜間割安のメリットが出やすくなるでしょう。逆に昼間の使用が多いと割高になりがちなので、まずは昼夜どちらに電気が偏っているかを把握しましょう。料金比較のシミュレーターでも概算を出せますが、時間帯別の料金に対応している場合に限られ、正確に見積もるには昼間・夜間それぞれの使用量が分かる明細が必要です。電気代の水準そのものは、オール電化の電気代のページも参考になります。

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