再エネ賦課金とは?2026年度の単価と電気代への影響を解説
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検針票にある「再エネ賦課金」は、正式には再生可能エネルギー発電促進賦課金といい、電気を使うすべての人が使用量に応じて負担する料金です。2026年度の単価や、毎年5月に変わる理由、電力会社を変えても下がらないしくみを、整理しました。公的資料を根拠に、出典と取得日を明示しています。なお、もう一つの上乗せ項目である燃料費調整額とは別物なので、ここでは再エネ賦課金に絞って解説します。
この記事のまとめ
- 再エネ賦課金は、再生可能エネルギーの普及を全ユーザーで支える料金
- 2026年度の単価は全国一律で1kWhあたり4.18円(2026年5月改定)
- 月400kWhなら 400×4.18=約1,672円が電気代に上乗せされる
- 単価は年度ごとに国が決め、毎年5月の検針分から切り替わる
- 全ユーザー共通で、電力会社を変えても下がらない
再エネ賦課金とは(しくみ)
再エネ賦課金とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを普及させるために、電気を使うすべての人が負担する料金です。正式名称は再生可能エネルギー発電促進賦課金といいます。国の制度で、再エネで作られた電気を電力会社が一定価格で買い取る「固定価格買取制度(FIT)」のしくみを、利用者みんなで支えていると言えるでしょう。
再エネで発電された電気の買取にかかる費用の一部を、電気の使用量に応じて広く分担するのが、この賦課金です。検針票では、基本料金や従量料金とは別に「再エネ賦課金」という独立した項目で記載されます。一般家庭でも事業所でも、電気を使う以上は負担する点が、後述する燃料費調整額と同じく特徴です。
2026年度の単価|4.18円/kWh
2026年度の再エネ賦課金の単価は、全国一律で1kWhあたり4.18円です(2026年5月改定)。この単価に、その月に使った電気の量(kWh)をかけた金額が、電気代に上乗せされます。エリアや電力会社による違いはなく、全国どこでも同じ単価が適用されます。
たとえば1か月に400kWh使う世帯なら、400×4.18=約1,672円が再エネ賦課金として加わります。単価は年度ごとに国が決定し、経済産業省が公表します(資源エネルギー庁、2026-06-08 取得)。本記事の4.18円は公開時点の2026年度単価です。年度が変わると単価も変わるため、最新の金額は契約中の電力会社の検針票や公的な発表で確認してください。
なぜ毎年5月に変わるのか
再エネ賦課金の単価は、毎年5月の検針分から新しい値に切り替わります。これは、その年度に見込まれる再エネの買取費用や導入量をもとに、国が単価を計算し直すためです。再生可能エネルギーの導入が進むほど買取費用も変動するため、単価も毎年見直される形になっています。
改定のタイミングは毎年5月で、年度の途中で単価が変わることは基本的にありません。前年と比べて電気代の内訳が変わったと感じたら、5月をまたいで再エネ賦課金の単価が切り替わったことが一因のこともあります。検針票の「再エネ賦課金」欄と使用量を見比べると、単価の変化に気づきやすくなります。
電力会社を変えても下がらない理由
再エネ賦課金は、国が定める全国一律の単価です。そのため、どの電力会社のどのプランを選んでも、同じ使用量なら負担額は変わりません。電力会社を乗り換えても、この部分だけは下げられないことを知っておくと、見直しの判断がしやすくなります。
| 電気代の項目 | 電力会社を変えると |
|---|---|
| 基本料金 | プランによって変わる(見直しの余地あり) |
| 従量料金(使用量×単価) | 単価がプランで変わる(見直しの余地あり) |
| 燃料費調整額 | 調整単価や上限の有無は会社・プランで異なる |
| 再エネ賦課金 | 全国一律で変わらない |
電気代を下げたいときは、変えられない再エネ賦課金ではなく、基本料金や従量料金の単価、そして使用量そのものに目を向けるのが現実的です。各項目の計算方法は電気代の計算方法、もう一つの上乗せ項目である燃料費調整額は燃料費調整額とはのページで解説しています。
電気代を安くする方法を見る 効果の大きい順に、できる節約を整理使用量別の負担額の目安
再エネ賦課金は「使用量(kWh)×4.18円」で計算できます。世帯でよくある使用量の目安を、2026年度の単価で試算しました。
| 月の使用量 | 再エネ賦課金の目安(月) | 世帯のイメージ |
|---|---|---|
| 200kWh | 約836円 | 一人暮らし〜二人暮らし |
| 300kWh | 約1,254円 | 二人〜三人世帯 |
| 400kWh | 約1,672円 | 三人〜四人世帯 |
| 500kWh | 約2,090円 | 四人以上・電気使用の多い世帯 |
上記は2026年度の単価4.18円/kWhで試算した概算です。再エネ賦課金は使用量に比例するため、電気を多く使う世帯ほど負担額も大きくなります。自分の使用量での電気代全体は、料金比較のシミュレーターで条件を入れて試算できます。
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Q: 再エネ賦課金とは何ですか?
A: 再生可能エネルギー発電促進賦課金の略で、太陽光や風力など国のFIT・FIP制度にもとづく再生可能エネルギー電気の買取費用などをまかなうために、電気を使うすべての人が使用量に応じて負担する料金です。電力会社が再エネで作られた電気を一定価格で買い取る「固定価格買取制度(FIT)」の費用を、電気の利用者みんなで分担するしくみになっています。使用量(kWh)に応じてかかり、検針票に独立した項目として記載されます。
Q: 2026年度の再エネ賦課金の単価はいくらですか?
A: 2026年度は全国一律で1kWhあたり4.18円です(2026年5月改定)。たとえば1か月に400kWh使う世帯なら、400×4.18=約1,672円が電気代に上乗せされます。単価は年度ごとに国が決め、毎年5月の検針分から切り替わります。本記事の単価は公開時点のものなので、最新の金額は契約中の電力会社の検針票や公的な発表で確認してください。
Q: 再エネ賦課金は電力会社を変えると下がりますか?
A: 下がりません。再エネ賦課金は国が定める全国一律の単価で、どの電力会社・どのプランでも同じです。電力会社を乗り換えても、使用量が同じなら再エネ賦課金の負担は変わりません。電気代を下げたい場合は、再エネ賦課金以外の部分、つまり基本料金や従量料金の単価、または使用量そのものを見直すことになります。
Q: 再エネ賦課金はなぜ毎年変わるのですか?
A: 再エネ賦課金の単価は、その年度に見込まれる再エネの買取費用や導入量をもとに国が計算するため、毎年見直されます。再生可能エネルギーの導入が進むと買取費用も変わり、それに応じて単価が上下します。改定は毎年5月の検針分からで、年度の途中で変わることは基本的にありません。
Q: 再エネ賦課金は自分の電気代でいくらになりますか?
A: 再エネ賦課金は「使用量(kWh)×4.18円」で計算できます。月300kWhなら約1,254円、400kWhなら約1,672円、500kWhなら約2,090円が目安です(2026年度単価で試算)。全ユーザー共通でこの部分は変えられないため、電気代全体を見直すなら使用量や料金プランで考えることになります。自分の条件での試算は料金比較のシミュレーターで確かめられます。
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