3人家族の電気代を比較する|平均13,915円・子育て世帯タイプ別の目安
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子どもが1人生まれて3人家族になると、電気代は一段上がります。家計調査でも、2人から3人への増え方は月1,771円と大きいのに、3人から4人ではほぼ横ばい。電気代がぐっと動くのは、この「子ども1人目」のタイミングです。
背景にあるのは在宅時間の変化です。赤ちゃんがいれば日中も家にいて、冷暖房をつけっぱなしにする時間が延び、洗濯やお湯を使う回数も増えるから。
このページでは、自分の家の電気代が平均より高いのかを最新データで確かめ、共働き・育児中・在宅といったタイプ別の目安と、子育て中でも削れる部分を見ていきます。数値は総務省家計調査と環境省の統計を出典・取得日つきで引用しました。
この記事のまとめ
- 3人家族の電気代月平均は13,915円(総務省 家計調査 令和7年・2025年平均)、年間約166,980円
- 2人世帯12,144円からの増加は月1,771円。子ども1人目で増えるが、1人あたりは4,638円に下がる
- 3人と4人の差はわずか月13円。2人目の子どもではほぼ増えず、負担増の節目は「2人→3人」
- 在宅勤務の有無で変わるのは月10kWh(約405円)。それより住まいの形が効き、戸建てと集合住宅で月138kWh(約5,588円)違う(環境省・令和5年度)
- 3人家族の標準アンペアは40A。使用量は建て方別で集合住宅332kWh・戸建て470kWh(環境省・令和5年度)
3人家族の電気代平均(最新データ)
総務省の家計調査(令和7年・2025年平均)によると、3人世帯の電気代月平均は13,915円です(出典: 総務省 家計調査 令和7年(2025年平均)、2026-06-08 取得・e-Stat)。年間換算で約166,980円。世帯人数別に見ると、3人家族は4人家族とほぼ同じ水準にあります。
| 世帯人数 | 月平均電気代 | 1人あたり |
|---|---|---|
| 単身 | 7,337円 | 7,337円 |
| 2人 | 12,144円 | 6,072円 |
| 3人 | 13,915円 | 4,638円 |
| 4人 | 13,928円 | 3,482円 |
| 5人 | 15,665円 | 3,133円 |
自分の電気代を平均と比べるときは、金額よりも先に使用量(kWh)を見てください。電力会社のマイページか検針票に載っています。金額には燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金が乗っていて、使い方が同じでも動くためです。
3人家族はどれくらい電気を使っているか
環境省が全国の世帯を対象に行った調査では、3人世帯の電気使用量は月428kWhでした。世帯人数が増えるほど使用量は増えますが、金額と同じく比例して増えるわけではありません。
| 世帯人数 | 電気使用量(月) | 前の人数との差 |
|---|---|---|
| 1人 | 201kWh | |
| 2人 | 330kWh | +129kWh |
| 3人 | 428kWh | +98kWh |
| 4人 | 476kWh | +48kWh |
| 5人 | 538kWh | +62kWh |
| 6人以上 | 747kWh | +209kWh |
環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(全国)(e-Stat 表番号 0004029148、2026-08-31 取得)。年間の消費量(GJ)を 1kWh=3.6MJ で換算し12で割った値です。世帯人数による水準の目安として見てください。
なお金額のほうは3人と4人でほとんど差がありませんでしたが、使用量では差がついています。こちらは別の調査(環境省)で調査年度も違い、金額ではなく使用量なので、上の金額の表とそのまま並べることはできません。
検針票の使用量がこの水準から大きく離れていれば、金額を平均と見比べるより先に、なぜ使用量が多い(少ない)のかを考えるほうが早道です。次の章で見るとおり、住まいが一戸建てか集合住宅かでも水準は変わります。
2人→3人→4人で電気代はどう変わるか
世帯人数別の平均を「差額」で見ると、3人家族の位置づけがはっきりします。2人世帯から3人世帯では月1,771円増えるのに、3人世帯から4人世帯では月13円しか増えません。電気代が大きく動くのは「2人から3人」の段階で、ここが世帯人数による負担増の節目です。
| 世帯の変化 | 電気代(月) | 増加分 |
|---|---|---|
| 2人世帯 | 12,144円 | |
| 3人世帯 | 13,915円 | +1,771円 |
| 4人世帯 | 13,928円 | +13円 |
子ども1人目が生まれると、冷暖房をつける時間、洗濯や調理の回数、お湯を使う量が増えて電気代が上がります。一方で2人目が増えても、冷蔵庫・照明・エアコンといった共有家電はそのまま使えるため、電気代はほとんど変わりません。3人家族は、世帯人数のスケールメリットが効きはじめる位置にあると言えます。
在宅勤務が増えても、電気代はそれほど変わらない
3人家族の電気代を調べていると、「共働きで子どもを預けているから安い」「家で育児をしているから高い」という説明をよく見かけます。ただ、環境省が実際に測った結果は、その見立てほど大きな差になっていません。
| 就業者がいる世帯の在宅勤務 | 電気の使用量 | 東京電力の従量電灯Bなら |
|---|---|---|
| なし | 月441kWh | 月16,772円 |
| あり | 月451kWh | 月17,177円 |
世帯類型「夫婦と子」で就業者がいる世帯の集計です。出典は環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(全国)(e-Stat 表番号 0004029148、2026-08-31 取得)。年間のエネルギー消費量(GJ)を 1kWh=3.6MJ で換算し12で割った値です。「在宅勤務の有無」は「共働きかどうか」とは別の区分で、世帯類型も世帯人数と完全には対応しません。金額は東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bの単価による当サイトの計算で、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
差は月10kWh、金額にして405円ほど。子どもがいる世帯では、在宅勤務が加わっても電気の使う量はあまり動きません。同じ調査の「夫婦」だけの世帯では月16kWhの差があったので、子どもがいる世帯のほうがむしろ小さく出ています。
理由として考えられるのは、子どもがいる家はもともと日中も誰かがいることが多く、冷暖房や照明がすでに動いている点です。そこに大人の在宅勤務が加わっても、新しく増えるのはパソコンの電力くらいで、上乗せが小さくなります。
では何で変わるのかというと、住まいの形のほうがずっと大きく効きます。同じ3人世帯でも、戸建てと集合住宅では月138kWh、5,588円の差がありました。詳しくは次の節で見ていきます。
電気代の基本を見る 電気代の平均・計算方法などの基本戸建てと集合住宅で、使う量がこれだけ違う
同じ3人家族でも、住まいが一戸建てか集合住宅かで電気の使う量は大きく変わります。環境省が全国の世帯を対象に実施した調査では、3人世帯の電気使用量は次のとおりでした。
| 世帯人数 | 戸建て | 集合住宅 | 差 |
|---|---|---|---|
| 1人 | 265kWh | 173kWh | 92kWh |
| 2人 | 369kWh | 261kWh | 108kWh |
| 3人 | 470kWh | 332kWh | 138kWh |
| 4人 | 520kWh | 355kWh | 165kWh |
| 5人 | 574kWh | 401kWh | 173kWh |
| 6人以上 | 769kWh | 400kWh | 369kWh |
環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」令和5年度(全国)(e-Stat 表番号 0004029148、2026-08-31 取得)。原データは年間のエネルギー消費量(GJ)で、1kWh=3.6MJ として換算し12で割った1か月あたりの値です。戸建と集合の差には、住宅の広さだけでなく給湯や暖房を電気でまかなっているかどうかも含まれます。
使用量の差を、いまの単価で金額に直すと
この138kWhの差は、金額にするとどれくらいでしょうか。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの単価で本体料金(基本料金+電力量料金)を計算すると、月470kWhで17,947円、月332kWhで12,359円。差は月5,588円、年間では67,056円ほどになります。
東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bの単価による当サイトの計算です(単価の取得日 2026-06-11)。30A契約の基本料金で計算していますが、差額の比較なので基本料金は相殺されます。燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
「集合住宅だから安い」ではなく「使う量が少ない」
集合住宅の電気代が抑えられやすいのは、料金そのものが安いからではありません。この統計から言えるのは使う量が少ないということまでで、その背景には住宅の広さ、外気に触れる面の多さ、給湯や暖房を何でまかなっているかといった違いが混ざっていると考えられます。
つまりこの差は、建て方そのものだけで決まるものではありません。同じ集合住宅でも給湯を電気でまかなっていれば使用量は上がりますし、断熱のよい一戸建てなら下がります。
自分の家がどちらに近いかを知っておくと、平均額との比べ方が変わります。集合住宅住まいで平均の13,915円を超えているなら使い方に見直しどころがある可能性が高く、一戸建てで平均を少し超えている程度なら、それは住まいの条件から来る差かもしれません。
電気代だけを見ていないか
電気代が高いと感じたとき、実は光熱費全体で見ると平均どおり、ということがあります。3人世帯が光熱・水道に払っているのは月25,626円で、そのうち電気代は54.3%。残りはガス代・灯油など・上下水道料です。
| 世帯人数 | 光熱・水道 | 電気代 | ガス代 | 他の光熱 | 上下水道料 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2人 | 22,691円 | 12,144円 | 4,663円 | 1,662円 | 4,221円 |
| 3人 | 25,626円 | 13,915円 | 5,096円 | 1,319円 | 5,295円 |
| 4人 | 25,942円 | 13,928円 | 5,112円 | 804円 | 6,098円 |
| 5人 | 28,271円 | 15,665円 | 4,877円 | 1,003円 | 6,726円 |
総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)(e-Stat 表番号 0002070009・用途分類、2026-08-26 取得)。「他の光熱」は灯油などです。各項目はそれぞれ集計して端数処理しているため、内訳を足した額と光熱・水道の額は数円ずれることがあります。
増えるのは電気代だけではない
2人世帯から3人世帯になると、光熱・水道の合計は22,691円から25,626円へ2,935円増えます。このうち電気代の増加は1,771円で、次に大きいのが上下水道料の1,074円、ガス代が433円です。灯油などの「他の光熱」はむしろ343円減っています。増えているのは電気代だけではありません。なおこれは同じ家庭を追った数字ではなく、2人世帯の平均と3人世帯の平均を並べた差です。
3人世帯から4人世帯では、様子が変わります。合計の増加は316円にとどまり、電気代の増加は13円。いちばん増えているのは上下水道料で803円です。電気代を下げる工夫をしても光熱費全体が思ったほど減らないときは、内訳のどこが大きいかを先に見てください。
ガスを使わない家は、電気代だけ見ると高く出る
オール電化の住まいでは、給湯も調理も電気でまかなうためガス代がゼロになります。その分は電気代に乗るので、電気代だけを平均と比べると高く出やすくなります。判断するなら電気代とガス代を足した額で、家計調査の19,011円(3人世帯の電気+ガス)と比べるほうが実態に合います。
電気代が高くなる原因
平均の13,915円を大きく超えて月17,000〜20,000円台になる3人家族は、子育てに伴う使い方が電気代を押し上げているケースが多いものです。原因を切り分けると、どこに節約余地があるかが見えてきます。
- 乳幼児がいて、夜間も含めて冷暖房を切らさず使っている
- 育児で洗濯・乾燥の回数が増え、乾燥機や浴室乾燥を毎日使っている
- 在宅育児で日中の冷暖房・調理・テレビの時間が長い
- 契約アンペアや料金プランが使い方に合っておらず、固定費を払い過ぎている
- 10年以上前の冷蔵庫・エアコンなど、消費電力の大きい古い家電が残っている
3人家族で電気を多く使う家電を、月いくらかかるかの目安とともに見てみます。育児で出番が増える乾燥まわりが上位に来るのが、この世帯らしいところです(一般的な使用条件での目安)。
| 家電 | 月の電気代目安 | 抑えるポイント |
|---|---|---|
| エアコン(複数台・夏冬) | 2,000〜5,000円 | 設定温度を1度ゆるめる、フィルター清掃、古い機種の買い替え |
| 冷蔵庫 | 900〜1,300円 | 24時間稼働。詰め込みすぎを避け、10年超の機種は買い替え検討 |
| 洗濯乾燥機・浴室乾燥 | 1,000〜3,000円 | 乾燥はまとめ洗いで回数を減らす、天日干しと併用 |
| 照明 | 700〜1,200円 | LEDに替えると消費電力は約5分の1 |
| 給湯・IH調理 | 700〜2,000円 | オール電化は夜間に寄せる。ガス併用なら電気代側は小さい |
月17,000〜20,000円を超える場合は、古い家電と冷暖房・乾燥の使い方を見直したうえで、契約アンペアと料金プランが3人の生活パターンに合っているかを点検してください。家電の買い替えにすぐ動けないときでも、契約アンペアと料金プランの見直しは電話一本で手続きできます。
季節でどれだけ動くか
冷房を使う夏に上がる印象がありますが、家計調査の四半期の実績で突出して高いのは1〜3月です。夏にあたる7〜9月は年平均をわずかに下回ります。
| 四半期 | 3人世帯に当てた試算 | 年平均との差 |
|---|---|---|
| 1〜3月 | 16,849円 | +2,934円 |
| 4〜6月 | 13,241円 | −674円 |
| 7〜9月 | 13,098円 | −817円 |
| 10〜12月 | 12,474円 | −1,441円 |
総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)の四半期別の実績(二人以上の世帯・2025年)の比率を、3人世帯の年平均13,915円に当てて求めた試算です。このページで参照している家計調査の集計には、世帯人員別を四半期に分けたものが含まれていないため、3人世帯そのものの四半期実績ではありません。1年でいちばん高い1〜3月と最も低い10〜12月では、月4,375円の開きがあります。
冬に高くなりやすい背景の一つとして、外気温と室温の差が大きくなりやすいことが挙げられます。夏は外35度を冷房28度にして差は7度ほど、冬は外5度を暖房20度にして差は15度ほど。差が開くほどエアコンが動く時間は長くなります。
小さな子どもがいて、子ども部屋の温度を一定に保とうとリビングと別々に空調を効かせる家庭では、暖房がかさむ冬の差がいっそう広がります。
3人家族に必要なアンペア
アンペアの決め方そのものは契約アンペアの選び方にまとめています。ここでは3人家族の目安だけを示します。
| アンペア数 | 基本料金(月) | 3人家族向き |
|---|---|---|
| 30A | 約935円 | マンション、同時使用が少ない世帯 |
| 40A | 約1,247円 | 標準的な3人家族(IH・大型家電あり) |
| 50A | 約1,559円 | 一軒家でエアコン2〜3台+IHを同時に使う世帯 |
東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bで、30A契約の基本料金935円25銭(10Aあたり311円75銭、2026-06-11 取得)から算出しました。基本料金の単価はエリアごとに違うため、金額は契約中の電力会社の料金表で確認してください。
住まいの建て方で、必要な容量が変わる
前の章で見たとおり、3人世帯の電気使用量は一戸建てで月470kWh、集合住宅で月332kWh。月の使用量だけでアンペアが決まるわけではありませんが、複数室の空調・IH・乾燥機が重なる家では必要な容量が上がりやすくなります。
一戸建てでは、部屋数や外気に触れる面、給湯・暖房の方式といった違いが重なり、空調や大型家電の同時使用が増えることがあります。集合住宅で同時に動く家電が限られるなら、30Aで足りることもあります。
乳幼児がいて乾燥機を毎日回す家は、洗濯乾燥機(500〜1,400W)が加わります。この家電は動いている時間が長いので、他と重なりやすいところです。
注意:アンペアを下げすぎると、ドライヤーと乾燥機とエアコンを同時に使った時にブレーカーが落ちやすくなります。3人の生活で同時に使う家電の消費電力を確認してから変更してください。関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力エリアは最低料金制のため、アンペア数の選択はありません。
料金プランの比較ポイント
3人家族の使用量は、集合住宅で月332kWh、一戸建てで月470kWhあたり。いずれも料金プランの差が月額に出やすい帯です。生活時間帯と使用量から、合うプランを選んでください。
| プランの種類 | 3人家族向き | 注意点 |
|---|---|---|
| 従量電灯(大手電力スタンダード) | 使用量が標準的なら無難 | 燃料費調整額に上限があり、変動局面で安心 |
| 時間帯別プラン(夜間割引) | 共働きで夜・休日に家事を寄せられる世帯に有利 | 日中の在宅育児が長いと逆効果 |
| 新電力の定額・割引プラン | 月500〜1,000円安くなる可能性 | 燃料費調整額に上限があるか確認 |
| ガスセットプラン | ガスも使う世帯は総光熱費を圧縮できる | 解約違約金・契約期間を確認 |
表の「新電力の定額・割引プラン」は、会社によって単価の作り方が違います。CDエナジーダイレクトの「ベーシックでんき」は300kWhを超える部分の単価が東京電力より約4円低く、350〜500kWhの帯で差が出ます。
しろくま電力は基本料金0円で電力量料金が一律のため、使用量が多いほど一律単価の水準がそのまま効いてきます。
同じ「安い」でも、効いてくる使用量の帯が違うという点を押さえて比べてください。
プランは数字だけで選ばず、申し込み後の手続きや相談のしやすさまで見ておくと安心です。電気・ガスの取次窓口(受付9:00〜21:00)では、料金条件に加えて切り替えの流れも電話で確認できます。出産・入園・引越しと手続きが立て込みやすい子育て世帯では、こうしたサポートのありがたみが後から効いてきます。
プラン比較を電話で相談 受付時間 9:00〜21:00 | 取次窓口 PR:新規開通・乗り換えの取次窓口(提携/解約や料金問合せは契約先へ)3人家族で、比較を間違えやすいところ
比較サイト全般の注意は失敗しない電気選びにまとめています。ここでは3人家族に固有のものだけを挙げます。
住まいの建て方で、前提が変わる
同じ3人家族でも、電気の使用量は一戸建てで月470kWh、集合住宅で月332kWh。1.4倍以上ちがいます。比較サイトが世帯人数から推定した使用量は、自分の住まいと合っていないことがあります。
検針票の使用量を入れて試算するのが確実です。手元にないときは、電力会社のマイページで過去1年分を確認できます。
電気代だけ比べても、光熱費全体は動かない
3人世帯の光熱・水道25,626円のうち、電気代は54.3%。残りの半分近くはガス代と上下水道料で、電力会社を変えても動きません。
ガスもまとめる選択肢はありますが、その場合はガス代を含めた合計で比べる必要があります。電気だけの比較で「年◯円安くなる」と出ても、光熱費全体では割合が小さいことがあります。
3人と4人の平均はほぼ同じ
家計調査では3人世帯13,915円、4人世帯13,928円で、差は月13円です。「子どもが増えたから電気代が上がる」という前提で試算すると、実態とずれます。負担が大きく変わるのは2人から3人になるときで、月1,771円ほどです。
失敗しない電気選びを見る 比較サイトで損しないための注意点よくある質問
Q: 3人家族の電気代が平均より高いか比較する基準は?
A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)によると、3人世帯の電気代月平均は13,915円です。平均から外れる理由としてよく挙がる在宅勤務の有無は、環境省の実測(令和5年度・世帯類型「夫婦と子」)では月10kWh・約405円の差にとどまります。それより大きいのが住まいの形で、戸建てと集合住宅では月138kWh・約5,587.62円違います。自分の月額が平均を大きく超えるなら、契約アンペアと料金プラン、そして給湯や調理を電気でまかなっていないかを確認してください。
Q: 2人暮らしから3人家族になると電気代はどれくらい増える?
A: 2人世帯12,144円から3人世帯13,915円へ、月1,771円ほど増えます。子どもが1人増えるタイミングで、冷暖房の使用時間や洗濯・調理の回数が増えるためです。一方で3人から4人への増加は月13円とわずかで、家族が増えても電気代が比例して上がるわけではありません。
Q: 3人家族で戸建てと集合住宅では電気の使う量はどれくらい違う?
A: 環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」(令和5年度・全国)では、3人世帯の電気使用量は戸建てが月470kWh、集合住宅が月332kWhで、138kWhの差がありました(年間のエネルギー消費量から換算)。東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bの単価で本体料金に直すと月5,587.62円ほどの差です(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません)。ただしこの差は住宅の広さや外気に触れる面の多さだけでなく、給湯や暖房を電気でまかなっているかどうかも含んだ結果です。
Q: 3人家族と4人家族で電気代の差はどれくらい?
A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)では3人世帯13,915円、4人世帯13,928円で、差は月13円だけです。冷蔵庫・照明・エアコンといった共有家電のスケールメリットが効くため、子どもが2人目に増えても電気代はほぼ横ばい。電気代が大きく増えるのは「2人から3人」の段階で、ここが世帯人数による負担増の節目になります。
Q: 3人家族でオール電化と従量電灯のどちらが安い?
A: オール電化は時間帯別料金プランを使い、給湯や調理を夜間に寄せられる3人家族なら、ガス併用より総光熱費が安くなるケースがあります。また再エネ賦課金は2026年5月に4.18円/kWhへ改定され、負担緩和(補助)が適用されない時期には、使用量の多い世帯ほど影響額が大きくなります(補助の有無・適用期間は時期により異なります)。比較は「電気代単体」でなく「電気代+ガス代の総光熱費」で見てください。
Q: 3人家族の比較で「最安」「業界No.1」と書かれた比較サイトは信用できる?
A: 景表法上、「最安」「業界No.1」は実証データなしには使えない最上級表現です。掲載している比較サイトが、比較条件(使用量・地域・契約期間・取得日)と一次ソースを明示しているか確認してください。条件が曖昧な場合は、特定の有利な前提だけで作られた結果の可能性があります。
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