オール電化の一人暮らしの電気代は高い?平均の目安と節約のコツ
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「一人暮らしなのにオール電化だと電気代が高い」と感じる人は少なくありません。人数が少なくても、給湯や暖房を電気でまかなうオール電化には、単身ならではの割高に感じるポイントがあります。この記事では、一人暮らしでオール電化の電気代を整理し、平均の見方・高くなる理由・賃貸での注意点・節約のコツまでをまとめました。オール電化全般の基本はオール電化の電気代で解説しています。
この記事のまとめ
- 一人暮らしオール電化だけの公的な平均統計はない。単身の電気代平均7,337円(令和7年)が出発点(家計調査)
- 給湯(電気温水器・エコキュートなど)は人数が少なくても一定の電力がかかり、割高に感じやすい
- IH・エコキュートで契約容量が大きめになり、基本料金も上がりがち
- 賃貸でも電力会社・プランは入居者が選べることが多い
- 節約の基本は、安い夜間時間帯に給湯・家事を寄せること
平均の目安(考え方)
先にお伝えすると、一人暮らしでオール電化の世帯だけを対象にした公的な平均統計はありません。理由は、間取り・断熱・生活時間帯で電気代が大きく変わること。判断の出発点になるのは、単身世帯の電気代の平均が月7,337円という総務省の家計調査(令和7年・2025年平均)の数字です(出典: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均)、e-Stat 統計表0003000797、2026-06-08 取得)。
この7,337円はガス併用の世帯も含む平均です。オール電化は給湯・調理・暖房も電気でまかなうぶん、電気代はこれより高くなりやすい一方、ガス代がかからないので、光熱費の合計で見ると大きく変わらない場合も。電気代だけを見て「高い」と判断しないことが大切です。
一人でも高くなる理由
一人暮らしなのに電気代が高い、と感じるのには理由があります。
- 給湯(電気温水器・エコキュートなど)は、使う量が少なくても一定の電力がかかり、人数ほどには下がらない
- IH・エコキュートを使うため契約容量が大きめになり、基本料金も上がりがち
- 日中に在宅すると、割高に設定された昼間の時間帯料金が増える
- 留守がちでも、給湯の保温などで一定額がかかる
とくに給湯は、一人暮らしでも電気代に占める割合が大きくなりがちです。資源エネルギー庁の示す事例では、1kWhあたりの料金で見るとオール電化は割安とされますが、給湯・暖房も電気でまかなうため使用電力量そのものは多くなります(契約プランや使う時間帯により有利・不利は変わります。出典: 資源エネルギー庁 オール電化住宅の電気代を考える、2026-06-06 取得)。
賃貸オール電化の注意点
一人暮らしでオール電化というと、賃貸マンション・アパートのケースが多くなります。賃貸ならではの注意点を押さえておきましょう。
- 賃貸でも電気の契約者は入居者なので、電力会社・プランは入居者が選べるのが原則
- ただし高圧一括受電や建物全体で一括供給する物件などでは選べないことがあるため、変更前に管理会社へ契約形態を確認すると安心
- オール電化向けの時間帯別プランを扱う会社か、夜間単価が生活に合うかを確認する
- 退去のときは、電気の使用停止の連絡を忘れない(手順は引越しの手続きを参照)
物件を選ぶ段階なら、オール電化の電気代の傾向を理解したうえで、生活リズムに合うかを見ておきましょう。引越しに伴う電気の手続きは引越しの電気手続きにまとめています。
一人暮らしの節約のコツ
オール電化の節約は、使う量を減らすより「いつ使うか」を整えるほうが効きます。一人暮らしでも実践しやすいものを挙げます。
- エコキュートの沸き上げや洗濯を、安い夜間時間帯に寄せる
- 昼間のピーク時間帯は、大きな電力を使う家電を避ける
- 給湯の設定温度を見直し、不在が多いなら沸き上げ量を抑える設定にする
- 契約プランの時間帯区分が、自分の生活に合っているか見直す
使い方を整えても高いと感じるなら、料金プランや電力会社の見直しが次の一手です。手順は電力会社の乗り換え方法にまとめています。特定の会社をランキングで推すことはしません。
向く人・向かない人
| 向いている人 | 不利になりやすい人 |
|---|---|
| 日中の在宅が少ない(外出・出社が多い) | 在宅ワークなどで日中ずっと電気を使う |
| 夜間に給湯・家事を寄せられる | 夜間に電気を使いにくい生活リズム |
| シャワー中心で給湯量が少なめ | 毎日湯船にためてお湯を多く使う |
向き不向きは生活リズムで決まります。一人暮らしだからオール電化は損、と一概に決めつける必要はありません。
よくある質問
Q: オール電化の一人暮らしの電気代は平均いくら?
A: 一人暮らしでオール電化の世帯だけを対象にした公的な平均統計はありません。出発点になるのは、単身世帯の電気代の平均が月7,337円(令和7年・2025年)という総務省の家計調査です。これはガス併用も含む平均なので、オール電化はガス代がかからないぶん電気代がこれより高くなりやすい一方、光熱費の合計で見れば大きく変わらないことも。季節差が大きく、冬は給湯と暖房で跳ね上がりやすいのが特徴です。
Q: なぜ一人暮らしなのにオール電化だと電気代が高い?
A: 人数が少なくても、給湯(電気温水器・エコキュートなど)は使う量ほどには下がりにくく、一定の電力がかかるためです。さらにIHやエコキュートを使うぶん契約容量が大きめになり、基本料金も上がりがち。日中に在宅すると割高な昼間料金が増えることも一因です。留守がちでも給湯の保温などで一定額がかかるため、「使っていないのに高い」と感じやすいでしょう。
Q: 賃貸のオール電化でも電力会社は選べる?
A: 多くの場合は選べます。賃貸でも電気の契約者は入居者なので、電力会社や料金プランは入居者が選べるのが原則です。ただし高圧一括受電や建物全体で一括供給する物件などでは選べないことがあるため、変更前に管理会社へ契約形態を確認すると安心。オール電化向けの時間帯別プランを扱う会社かどうか、夜間の単価が生活に合うかもあわせて見てください。
Q: オール電化の一人暮らしで電気代を抑えるには?
A: 基本は「安い夜間時間帯に電気を寄せる」ことです。エコキュートの沸き上げや洗濯を夜間に動かし、昼間のピーク時間帯は大きな電力を避けると効きます。給湯の設定温度を見直す、不在が多いなら沸き上げ量を抑える設定にするのも有効でしょう。それでも高いと感じるなら、料金プランが今の生活に合っているか見直すのが次の一手です。
Q: オール電化の一人暮らしは向いている?
A: 生活リズムで変わります。日中の在宅が少なく、夜間に給湯や家事を寄せられる単身者は、夜間割安プランの恩恵を受けやすく向いています。逆に在宅ワークなどで日中ずっと電気を使う人は、割高な昼間料金が増えて不利になりがち。賃貸でオール電化物件を選ぶときは、電気代の傾向を理解したうえで判断するとよいでしょう。
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