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冬の電気代の平均は?高くなる理由と暖房の節約のコツ

冬の請求書に驚くのは、暖房・給湯・加湿が一斉に増えるからです。部屋を暖め、シャワーや湯張りでお湯を多く使い、乾燥対策で加湿器を回す。この三つが重なるため、冬は一年で電気代が最も高い季節になります。とくに一戸建てやオール電化では、暖房だけでなくお湯の使い方が請求にはっきり出ます。ここでは冬(1〜3月)の平均と上がる理由、暖房を軸にした節約のコツを見ていきます。数値の根拠は総務省の家計調査で、出典と取得日は本文に明示しました。

この記事のまとめ

  • 冬(1〜3月)の電気代の平均は約16,005円(総務省 家計調査・二人以上世帯)
  • 冬は一年で最も高い季節。夏(約12,442円)より月3,500円ほど高い
  • 高くなる最大の理由は暖房。外気温と室温の差が大きいほど電力を使う
  • こたつ・ホットカーペット・電気ストーブの併用や、加湿・照明も上乗せ要因
  • 冬だけ高いなら季節要因。一年中・年々高いなら契約や古い家電を疑う
自分の電気代が平均より高いか確認する 世帯人数・地域・季節別の平均データ

冬の電気代の平均(季節別データ)

総務省の家計調査(令和7年・2025年平均、二人以上世帯)を四半期別に見ると、冬にあたる1〜3月の電気代は約16,005円で、一年のうち最も高い季節です。最も安い秋(10〜12月)の約11,849円と比べると、月で約4,000円の差があります。

時期月平均電気代傾向
1〜3月(冬)16,005円一年で最も高い
4〜6月(春)12,578円横ばい
7〜9月(夏)12,442円冷房で増えるが冬ほどではない
10〜12月(秋)11,849円一年で最も安い

出典: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均、二人以上世帯)(2026-06-08 取得・e-Stat)。金額は二人以上世帯の四半期平均で、世帯人数・地域・住居形態により変わります。年間平均との比較や地域別・世帯人数別の平均は電気代の平均のページにまとめています。

冬の電気代を「高い」と感じたら、まず平均と比べてみてください。1〜3月で月16,000円前後なら、ほぼ平均どおりと考えてよいでしょう。これを大きく超える場合は、暖房の使い方だけでなく、契約アンペアや料金プラン、オール電化のプラン設定、古い家電に原因があることもあります。

冬に電気代が高くなる理由

軸になるのは暖房です。外が冷えるほど、室温を保つのに電力がかかります。しかも冬は暖房器具を一台で済ませないことが多く、こたつやストーブを足すたびに料金が積み上がっていく。さらに給湯や加湿も加わって、次のような形で電気代を押し上げていきます。

いずれも寒い時期ならではの使い方です。原因が冬の暖房や給湯にあるのなら、設定温度や断熱の見直しで山を低くできる余地があります。ただし、季節と関係なく年間を通して高い、年を追って上がっている、という場合は話が別。料金単価や契約プラン、古くなった家電といった要因が背景にあるかもしれません。切り分けや契約側の事情は電気代が高い理由のページで詳しく解説しています。

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なぜ夏より冬のほうが高いのか

「夏のエアコンのほうが電気代がかかる」と思われがちですが、季節別のデータでは一年で最も高いのは夏ではなく冬です。前掲の表のとおり、冬(1〜3月)の約16,005円に対し、夏(7〜9月)は約12,442円で、月あたり3,500円ほど冬のほうが高くなります。

冬のほうが高くなるのは、冷房より暖房のほうが室温を保つために動かす温度差が大きいためです。夏は外気温35度から冷房28度で差は7度ほどですが、冬は外気温5度から暖房20度で差は15度ほど。この差が大きいほどエアコンが使う電力は増えます。さらに、こたつ・ホットカーペット・電気ストーブなど、暖房は併用する器具が多いことも、冬の電気代が夏を上回る理由といえるでしょう。夏の電気代と冷房中心の節約については夏の電気代のページで解説しています。

暖房器具別の節約のコツ

冬の電気代は暖房器具の使い方で差が出やすい部分です。器具ごとの工夫を整理します。いずれも効果は機種・部屋・断熱で変わるため、目安として取り入れてください。

暖房器具特徴使い方の工夫
エアコン暖房部屋全体を暖める。冬の電気代の中心設定温度を無理のない範囲で見直す。フィルター清掃、サーキュレーターで暖気を循環
こたつ足元など狭い範囲を効率よく暖める消費電力は比較的小さい。部屋全体を暖めず局所的に使うと効率的
ホットカーペット面で暖めるため広いほど電力が増える使う範囲を区切る設定にする。断熱マットを下に敷く
電気ストーブ立ち上がりは速いが消費電力が大きい長時間の主暖房には向かない。短時間の補助に使う

暖房は「部屋全体を暖めるエアコン」と「狭い範囲を暖めるこたつ・カーペット」を役割で使い分けると、暖めすぎを避けやすくなります。エアコン暖房は環境省が室温の目安を20度としており、設定温度の見直しと断熱の組み合わせが効きやすい部分です。エアコンの電気代の目安や時間別の考え方はエアコンの電気代のページで詳しく扱っています。

エアコンの電気代の目安を見る 1時間・つけっぱなし・暖房の目安と節約

加湿・断熱の工夫

暖房そのものに加えて、冬は加湿と断熱の工夫が電気代に効いてきます。乾燥する冬は加湿器の稼働が増えますが、適度な加湿は体感温度を上げる助けにもなります。

窓は熱の出入りが大きい場所なので、断熱の工夫は暖房効率に直結します。暖房の効きがよくなれば、設定温度を上げすぎずに済み、電気代の上振れを抑えやすくなります。

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平均より大きく高いと感じたら

冬の電気代が平均(1〜3月で約16,005円)を大きく超えている場合、原因は暖房の使い方だけとは限りません。次の順で確認すると、どこに余地があるか見えてきます。

  1. 使用量(kWh)を前年の同じ月と比べる(増えていれば使い方側、変わらなければ単価側)
  2. 暖房の設定温度・稼働時間、こたつやカーペットの併用状況を見直す
  3. オール電化なら、時間帯別プランと夜間の沸き上げが生活に合っているか確認する
  4. 契約アンペアと料金プランが生活に合っているか確認する
  5. 10年以上前の冷蔵庫・エアコンなど、消費電力の大きい古い家電がないか

使い方を見直しても下がらない、一年を通して高いという場合は、契約プランや古い家電など季節以外の原因が考えられます。料金プランや契約アンペアの見直しは、自分の使い方を変えずに毎月の固定費に効くのが利点です。電気代を比較して切り替える際の注意点や、料金の見直しを電話で相談する方法は、以下のページとシミュレーターを参考にしてください。

電気代シミュレーターで条件別に試算する 使用量・地域から目安を比較
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よくある質問

Q: 冬の電気代の平均はいくら?

A: 総務省 家計調査(令和7年・2025年平均、二人以上世帯)の四半期データでは、冬にあたる1〜3月の電気代は約16,005円で、一年のうち最も高い季節です。夏(7〜9月)の約12,442円より月3,500円ほど高くなります。冬が突出して高いのは、冷房より暖房のほうが消費電力も稼働時間も大きいためです。世帯人数や住居、地域によって金額は変わるため、全国平均の目安として見てください。

Q: 冬に電気代が高くなる主な理由は?

A: 冬に電気代が上がる最大の要因は暖房です。外気温と室温の差が大きいぶん、室温を保つには多くの電力がかかります。エアコン暖房に加えて、こたつ・ホットカーペット・電気ストーブ・床暖房などの暖房器具を併用すると、その分だけ電気代が積み上がります。さらに乾燥対策の加湿器や、日照時間が短いことによる照明の使用増も上乗せ要因でしょう。

Q: なぜ夏より冬のほうが電気代が高いの?

A: 冷房より暖房のほうが、室温を保つために動かす温度差が大きいためです。夏は外気温35度から冷房28度で差は7度ほどですが、冬は外気温5度から暖房20度で差は15度ほど。この温度差が大きいほどエアコンが使う電力は増えます。さらに、こたつやホットカーペットなど暖房は併用する器具が多いことも、冬の電気代が夏を上回る一因でしょう。

Q: エアコン暖房の節約で効果が大きいのは?

A: 設定温度を無理のない範囲で見直すこと、フィルターをこまめに掃除して暖房効率の低下を防ぐこと、サーキュレーターで暖かい空気を循環させることが基本です。環境省は冬の室温の目安を20度としています。窓の断熱(厚手のカーテン・断熱シート)で熱の逃げを抑えると、暖房の効きが改善します。効果は機種・部屋・断熱で変わるため、一律に「何円下がる」と断定はできません。

Q: 冬だけ電気代が高い場合、電力会社を見直すべき?

A: 冬や夏だけ高いなら季節要因が中心なので、まずは暖房の使い方や断熱の工夫が先です。一年を通して高い、年々上がっているという場合は、契約アンペアや料金プラン、古い家電など季節以外の原因を疑ってください。オール電化で冬に大きく上がる場合は、時間帯別プランと生活パターンが合っているかも確認します。料金プランや契約アンペアの確認は、電話でも相談できます。

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