洗濯機の電気代はいくら?縦型・ドラム式の目安と乾燥機能のコスト
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洗濯機の電気代は、実は「洗うだけ」と「乾燥まで」でまったく別物です。洗うだけなら1回数円。むしろ水道代のほうが目立つくらいで、電気代としてはごく小さい家電です。金額が跳ね上がるのは乾燥を使ったとき。そこでこのページでは、まず洗濯のみと乾燥ありを分けて目安を示し、そのうえで乾燥のヒーター式とヒートポンプ式の違い、消費電力からの計算、水道代との切り分けを順に見ていきます。数値は資源エネルギー庁の省エネ情報と各社のカタログ値を参照し、出典は本文に明示しました。
この記事のまとめ
- 洗うだけなら縦型もドラム式も1回およそ1〜3円と、電気代は小さい
- 電気代を大きく左右するのは乾燥機能(洗濯だけの差は小さい)
- ヒーター式の乾燥は1回数十円規模、ヒートポンプ式は抑えやすい
- 洗うだけの運転では、電気代より水道代のほうが大きくなりがち
- 正確には消費電力(W)÷1000×時間×目安単価31円/kWhで計算できる
洗濯機の電気代の目安(縦型・ドラム式)
まずは乾燥を使わず、洗うだけの場合から見ていきましょう。縦型とドラム式に分けた目安が下表です。消費電力と目安単価31円/kWhから試算した概算なので、同じタイプでも機種や洗濯量で前後します(省エネ性能は資源エネルギー庁 省エネ型製品情報サイトで比較できます、2026-06-08 取得)。手元の正確な金額は、各製品カタログの消費電力量で確認してください。
| 運転 | 消費電力量の目安(1回) | 1回の電気代 | 1ヶ月(30回) |
|---|---|---|---|
| 縦型・洗濯のみ | 約40〜70Wh | 約1〜2円 | 約40〜65円 |
| ドラム式・洗濯のみ | 約50〜90Wh | 約2〜3円 | 約45〜85円 |
表のとおり、洗うだけなら縦型もドラム式も1回数円程度で、電気代としてはごく小さい家電です。「ドラム式は電気代が高い/安い」と言われるのは、たいてい乾燥機能まで含めた話。洗濯だけで比べると、タイプによる電気代の差はそれほど大きくありません。
乾燥機能のコスト(ヒーター式とヒートポンプ式)
洗濯機の電気代が一気に大きくなるのは、ここからです。乾燥には方式が2つあり、どちらを積んでいるかで1回のコストがまるで違ってきます。自分の機種がヒーター式かヒートポンプ式か、まず確認しておくと判断しやすくなります。
| 乾燥方式 | しくみ | 1回の電気代の目安 |
|---|---|---|
| ヒートポンプ式(省エネ) | 熱を作らず効率よく除湿して乾かす | 約10〜20円 |
| ヒーター式 | 電気ヒーターで温風を作って乾かす | 約30〜60円 |
ヒーター式は温風を熱で作るぶん消費電力が大きく、洗うだけのときの10倍以上の電気代になることもあります。ドラム式に多いヒートポンプ式は、温風を熱で作らず効率よく除湿するため、乾燥1回あたりの電気代を抑えやすいのが特徴です。乾燥を毎日使うなら、この差がそのまま月々の電気代に効いてくるでしょう。乾燥方式は、カタログや取扱説明書の「乾燥時の消費電力量」で確認できます。
消費電力から計算する
洗濯機の電気代は、カタログに載っている消費電力量(Wh)か消費電力(W)を使うと正確に出せます。式は、消費電力量(Wh)÷1000×電気料金の目安単価31円/kWhです。たとえば1回の消費電力量が60Whなら、60÷1000×31=約1.9円。乾燥でヒーター式の1回あたり消費電力量が1,500Whなら、1,500÷1000×31=約47円になります。
消費電力(W)しか分からないときは、消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円で計算しましょう。洗濯のように消費電力が変動する運転では、カタログの「消費電力量」のほうが実態に近い目安になります。自分の洗濯機の数値は、本体のラベルや取扱説明書、メーカーのサイトで確認できます。
除湿機の電気代も見る コンプレッサー式とデシカント式の目安と節約電気代と水道代を分けて考える
洗濯のランニングコストを考えるときは、電気代と水道代を分けて見るのがポイントです。洗うだけの運転では、電気代(数円規模)より水道代のほうが大きくなりがちで、1回の洗濯で数十円の水道料金がかかることもあります。
| 項目 | 洗うだけの1回の目安 | 下げる工夫 |
|---|---|---|
| 電気代 | 約1〜3円 | まとめ洗いで回数を減らす |
| 水道代 | 数十円規模 | 残り湯を使う・まとめ洗い |
| 乾燥の電気代 | ヒーター式で約30〜60円 | 天日干しと併用して頻度を抑える |
洗うだけならコストを下げる主役は水道代、乾燥を多用するなら電気代の比重が上がる、と覚えておくと無駄がありません。残り湯を洗いに使ったり、まとめ洗いで回数を減らしたりすると、水道代と電気代の両方を抑えられます。
洗濯機の電気代を下げるコツ
ここまでの話を踏まえて、今日からできる工夫を挙げておきます。
- まとめ洗いで運転回数を減らす(少量を何回も回すより効率的)
- 洗濯物を詰め込みすぎない(汚れ落ちが悪く洗い直しの原因になる)
- 乾燥は天日干しと併用し、使う頻度を抑える
- 乾燥を毎日使うなら、ヒートポンプ式の省エネモデルを検討する
- 夜間が安い料金プランなら、その時間帯に運転する(運転音には配慮)
洗濯機の使い方を見直しても家全体の電気代が高いと感じるなら、契約プランそのものが生活に合っていない可能性もあります。原因の切り分け方は電気代が高い理由、料金の計算方法は電気代の計算方法のページで解説しています。
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Q: 洗濯機の電気代は1回いくら?
A: 洗うだけ(標準コース)なら、縦型もドラム式も1回あたりおよそ1〜3円が目安で、電気代としては小さい家電です。家庭の洗濯機の消費電力は運転中で数十〜200W程度のため、1回40〜60分まわしても電気代は数円規模におさまります。電気代が大きく変わるのは乾燥機能を使うときで、洗濯だけなら機種による差はそれほど出ません。
Q: 洗濯機の電気代は縦型とドラム式でどちらが安い?
A: 洗うだけなら縦型もドラム式も1回数円程度で大きな差は出ません。差がはっきり出るのは乾燥を使うときです。ドラム式に多いヒートポンプ式の乾燥は消費電力が小さく、ヒーターで温風を作る乾燥より電気代を抑えやすい傾向に。乾燥を毎日使うかどうかで、トータルの電気代は変わってきます。
Q: 洗濯機の乾燥機能を使うと電気代はどれくらいかかる?
A: 乾燥は洗濯機の電気代の主因です。ヒーター式の乾燥は1回あたり数十円規模になることもあり、洗うだけのときの10倍以上かかる場合も。一方、ヒートポンプ式の乾燥は温風を熱で作らず効率よく除湿するため、1回あたりの電気代を抑えられます。自分の機種の乾燥方式は、カタログや取扱説明書の「乾燥時の消費電力量」で確認してみてください。
Q: 洗濯機の電気代と水道代はどちらが大きい?
A: 洗うだけの運転では、電気代より水道代のほうが大きくなりがちです。1回の洗濯で使う水は数十リットルになり、水道料金として数十円かかることも。電気代は洗うだけなら数円規模なので、ランニングコストを下げたいときは、まとめ洗いで回数を減らす、お風呂の残り湯を使うなど、水まわりの工夫も効きます。乾燥を多用する場合は電気代の比重が上がると考えてください。
Q: 洗濯機の電気代を下げるコツは?
A: まとめ洗いで運転回数を減らす、洗濯物を詰め込みすぎない、乾燥は天日干しと併用して使う頻度を抑える、といった工夫が効きます。乾燥を毎日使う家庭では、ヒートポンプ式の省エネモデルへの買い替えで乾燥1回あたりの電気代が下がることもあります。あわせて、家全体の電気代が高いなら契約プランの見直しもおすすめです。
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