炊飯器の電気代はいくら?炊飯と保温の目安・保温しっぱなしのコスト
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炊飯器で電気代がかさむのは、ご飯を炊く瞬間ではなく、炊いたあとに保温し続けている時間のほうです。炊飯1回はカタログの消費電力量(Wh/回)で見ると4〜8円ほどで終わりますが、保温は1時間あたりこそ少額でも、半日つけっぱなしにすれば炊飯1回ぶんに近い金額に。ここでは炊飯と保温それぞれの目安、保温しっぱなしと冷凍・炊き直しはどちらが得か、節約の勘どころを整理します。数値はカタログ値と資源エネルギー庁の省エネ情報を出典つきで示します。
この記事のまとめ
- 炊飯1回はカタログのWh/回で見ると約4〜8円、保温は1時間あたり0.5〜1円が目安
- 効くのは保温時間。半日つけっぱなしなら炊飯1回ぶんに近づき、毎日続けば月200〜350円も
- 半日以上空くなら、保温より冷凍+電子レンジ温め直しが安いことも
- 炊飯は1回あたり消費電力量130〜260Wh/回、保温時の消費電力は15〜30W前後
- 炊飯はWh/回×31円、保温は消費電力(W)÷1000×時間(h)×31円で見積もる
炊飯器の電気代の目安(炊飯・保温)
炊飯と保温に分けて目安を並べます。炊飯の行は「W×時間」ではなく1回あたりの消費電力量(Wh/回)にしているのがポイントで、炊飯中はヒーターが強弱を繰り返すため、消費電力をそのまま炊飯時間に掛けると高く出てしまうからです。目安単価31円/kWhで試算した概算なので、機種や炊く量で前後します(省エネ性能は資源エネルギー庁 省エネ型製品情報サイトで比較できます、2026-06-08 取得)。1回あたりの消費電力量は、お使いの機種のカタログで確認できます。
| 使い方 | 消費電力量・消費電力の目安 | 電気代 |
|---|---|---|
| 炊飯1回 | 130〜260Wh/回 | 約4〜8円 |
| 保温1時間 | 15〜30W前後 | 約0.5〜1円 |
| 保温6時間 | 15〜30W前後 | 約3〜6円 |
| 保温12時間 | 15〜30W前後 | 約6〜12円 |
こうして並べると、効いてくるのは炊飯そのものより保温時間だと分かります。炊飯1回は4〜8円で終わりますが、保温は1時間ごとに少しずつ積み上がり、半日続ければ炊飯1回ぶんに並びます。炊飯器の電気代が気になったら、まず見直すのは「どれくらい保温しているか」です。
保温しっぱなしのコスト
炊飯器の電気代で見落とされがちなのが、保温の存在。保温時の消費電力は15〜30W前後と小さく、1時間あたりは0.5〜1円ほど。金額が小さいので意識しにくいのですが、保温は長時間続くため、積み重なると無視できない額になります。
たとえば、朝炊いたご飯を夜まで12時間保温すると、6〜12円ほど。これを毎日続けると、保温だけで月200〜350円ほどになることもあります。炊飯1回が数円〜8円であることを考えると、保温しっぱなしは「もう1回炊けるくらいの電気代」をかけている状態に近いです。数時間で食べきるなら問題ありませんが、半日以上保温するなら見直す余地があります。
保温と冷凍・炊き直しの比較
長時間の保温が気になるなら、炊けたぶんを冷凍し、食べるときに電子レンジで温め直す方法があります。電気代の面でどちらが有利か、目安を整理しました。
| 方法 | 電気代の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 数時間の保温 | 1時間0.5〜1円 | 当日中に食べきる |
| 半日以上の保温 | 6〜12円ほど | 電気代・味ともに不利になりがち |
| 冷凍+電子レンジ温め直し | 温め1回数円 | 半日以上あく・作り置き |
半日以上空くなら、保温を続けるより、冷凍保存して食べるぶんだけ温め直すほうが電気代を抑えられることがあります。電子レンジでの温め直しは1回数円で済むためです。味の面でも、長時間の保温はご飯が乾いたり黄色くなったりしやすいので、冷凍のほうが好みという声も。電子レンジでの温め直しの電気代は電子レンジの電気代のページで解説しています。
電子レンジの電気代も見る 1回・1ヶ月の目安と節約のコツ消費電力から計算する
炊飯器の電気代は、消費電力(W)から計算できます。式は、消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×目安単価31円/kWhです。ただし炊飯は途中で加熱を強めたり弱めたりするため、消費電力が一定ではありません。カタログに「1回あたりの消費電力量(Wh/回)」が載っていれば、そちらを使うほうが正確です。
保温の電気代は、保温時の消費電力(15〜30W前後)×保温時間で見積もれます。たとえば20Wで12時間保温すると、20÷1000×12×31=約7.4円。自分の炊飯器の消費電力や1回あたりの消費電力量は、本体の背面ラベルや取扱説明書、メーカーのサイトで確認できます。炊飯・保温それぞれの数値を分けて見ると、どちらが電気代に効いているか分かるはず。家電別の計算式は電気代の計算方法でまとめています。
炊飯器の電気代を下げるコツ
節約の効きどころは、炊くことよりも保温時間を短くするほうです。優先度の高い順に挙げます。
- まとめて炊いて、食べきれないぶんは冷凍する
- 半日以上の長時間保温は避ける(保温が積み上がりやすい)
- 冷凍したご飯は、食べるぶんだけ電子レンジで温め直す
- 少量を頻繁に炊くより、ある程度まとめて炊く
- 保温を使うときは、数時間以内に食べきる量にする
炊飯器の使い方を見直しても家全体の電気代が高いと感じるなら、契約プランそのものが生活に合っていない可能性もあります。原因の切り分け方は電気代が高い理由、安くする方法は電気代を安くする方法のページで解説しています。
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Q: 炊飯器の電気代は1回いくら?
A: 炊飯1回あたりおよそ4〜8円が目安です。炊飯中はずっと最大電力で加熱しているわけではなく、ヒーターが強弱を繰り返すため、「消費電力700W×炊飯50分」と単純に掛けると実際より高く出ます。正確には、カタログの1回あたりの消費電力量(おおむね130〜260Wh/回)に目安単価31円/kWhを掛けて求めるのがおすすめ。これでちょうど4〜8円ほどに収まるはずです。
Q: 炊飯器の保温は電気代がかかる?
A: 保温の消費電力は15〜30W前後と小さいですが、長時間続けると積み上がります。1時間あたりはおよそ0.5〜1円ですが、半日(12時間)保温すると6〜12円、これを毎日続けると月200〜350円ほどになることもあります。炊飯1回より保温のほうが、使い方しだいで電気代に効いてくると考えてください。
Q: 保温しっぱなしと、冷凍して炊き直すのはどちらが電気代が安い?
A: 長時間の保温なら、冷凍保存して食べるときに電子レンジで温め直すほうが、電気代が安くなることがあります。保温を半日続けると数円から十数円かかりますが、電子レンジでの温め直しは1回数円で済みます。数時間以内に食べるなら保温で問題ありませんが、半日以上空くなら冷凍が有利でしょう。
Q: 炊飯器の電気代を計算するには?
A: 消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×目安単価31円/kWhで計算します。炊飯は消費電力が変動するため、カタログの「1回あたりの消費電力量(Wh/回)」があればそちらが正確です。保温は、保温時の消費電力(15〜30W前後)×保温時間で見積もりましょう。自分の炊飯器の数値は、本体ラベルや取扱説明書で確認できます。
Q: 炊飯器の電気代を下げるコツは?
A: まとめて炊いて冷凍する、長時間の保温は避ける、食べるぶんだけ電子レンジで温め直す、といった工夫が効きます。とくに「保温しっぱなし」を見直すと効果が出やすいでしょう。あわせて、家全体の電気代が高いと感じるなら、消費の大きい家電や契約プランの見直しもおすすめです。
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